DIY日曜大工で家をつくる
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ウッドデッキ作り

ウッドデッキ
リビングから続く南側に設けたウッドデッキ   長さ4.7m、奥行き1.8m
最終更新日 2023年11月27日
施工 2009年


上には母屋(=主屋)の屋根があります。

最終的には柵などもつける予定ですが、家本体の建築の都合上、床面だけは先行させました。

ウェスタンレッドシダーの2×6材

ウッドデッキ材の定番であるWRC(ウェスタンレッドシダー)の2×6材。 エリート材の長さ12フィートを25本

木工ランドから通販で購入しました。 価格は25本で 73,700円なり(送料込み)

配達の運ちゃん曰く、「これ、最近随分運んでますよ~」とのこと。 人気あるようですね。

デッキ材の塗装

早速、木材保護塗料を塗りました。 アサヒペンの油性塗料「ウッドガード」のウォールナット色

デッキを作る場所は、家の南側

母屋の屋根があるため、普通の雨なら濡れることが少ないという条件です。

基礎も土台も設置してあるので、何もない地面に新たにウッドデッキを作るより、ずっと簡単にできるハズ

土間コンは、雨水が溜まらないよう、中央から端に向かって2%くらい勾配をつけてもらっていました。

根太受け金具

今回は根太もデッキ材もすべて2×6材を使用

根太を掛け渡す両端部に、根太受け金具を取付けました。 ピッチは 650ミリ

根太のスパンは1間(6尺)と、少し長いので、中間に束を設け、スパンを3尺にします。

根太と鋼製束

束は、腐らない鋼製束を使用

但し、鋼製束は90角や105角の大引きを想定して作られているので、厚さ40ミリのツーバイ材ではそのまま固定したのでは、根太の直下に軸がこないので、もう1本ツーバイ材の木片を抱かせて、根太厚をふかしてます。

これで、束の軸と、根太の中心がそろいました。

鋼製束 各種

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デッキ材は母屋のほうから1枚目を張りましたが、サッシの出っ張りなどがあって、なかなか面倒です。

デッキの表面にビス頭が出ないようにしたかったので、ビスは根太側から斜めに打ちます。

あらかじめ根太上に、各デッキ材のラインをチョークラインでマーキングし、デッキ材1本につき2箇所ずつ下穴をあけています。

なにしろ床下の見えないところに手を突っ込んで打つので、下穴がないと非常にやりにくいです。

デッキ材固定作業中 デッキ材の裏側から見た状態

デッキ材の割り付けについて


12フィートのデッキ材の長さは 3650ミリ。  それに対して、今回のウッドデッキは長尺方向が 4740ミリ必要

だから途中で継がなくてはならないんですが、継ぐ位置は根太上でなければならないので、あらかじめ割り付けを考え、所定の長さにデッキ材を正確にカットして取付けます。  (なお、継ぎは単なる突きつけです。)

デッキ材の割り付け図 根太との配置関係

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上の図のように割り付けし、5列作るのに、7本のデッキ材を使用するというパターンです。

あとはこれを繰り返していきます。

ただし両端部は後で丸ノコで一気に直線カットするので、(そのほうが綺麗に仕上がる)、余分な長さをつけたまま取付けてます。

さすがにこの辺まで来ると、床下に腕を突っ込むことができないので、ここから先はデッキ側からビス打ちします。

もちろんステンレスのコーススレッド(75ミリ)

最南端の土台の上に、高さ調整の材を固定し、その上にデッキ材を乗せます。

デッキ端部の切り揃え

土台の側面にもWRC材を打ちまわし、最後に端部を切り揃え、切断面に防腐剤を塗って完成


出来上がり

書いた人 ・ 運営者

氏家誠悟(seigo uziie)
2004年からこのサイトを運営している個人です。自分で家2棟、小屋2棟をセルフビルドしました。「自分でわが家を作る本。」の著者です。




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